カラオケ業界について

無敵と思われたカラオケ業界も横ばい状態が継続している

カラオケは世界にも日本のサービス、技術として大きく広がり、この先も無敵な状態が継続していくのではないかといわれていたのですが、現実は横ばい状態です。
また大手といわれた店舗についても数を減らしているところがあり、低迷と呼ばれる企業も多いのです。

都心を見ると繁華街でもない街に、大手カラオケ企業のお店が複数店あるという状態で、居酒屋のように出展過多となっているところも少なくありません。
この先、カラオケ業界はどうなっていくのか、その展望をしっかり考えていくべきです。

ピークから考えると40%減という現実

数字的に見ると横ばいといわれているカラオケ業界ですが、ピーク時と比較すると実に40%も減少している状態です。
横ばいというよりも、以前から比較すれば少なくなっているという感覚があるのです。

1996年がピークといわれていて、その当時6500億円もの市場があったといわれていますが、2011年には3800億円、ここで40%減少という状態になっているのです。
現在は変動なく横ばいとなっている状態ですが、地方に行くとカラオケ店の減少も見られ、このまま行くと更に少なくなるのでは?と思う業界でもあるのです。

様々なサービスを駆使、特質したサービスが受けている

店舗数が多いのと売り上げ首位には違いがありますが、売り上げ首位となっているカラオケ大手企業のカラオケ店を見ると、なるほど、ここはカラオケ以外にも大きな魅力があると感じます。

その企業のカラオケ店の場合、食事メニューが非常に充実していて、長い時間ここで歌を楽しむことが出来るし、歌わない人でも食事などを堪能できる仕組みとなっているのです。

もともとこの企業は給食事業を行っていたということで、こうした展開が可能となっているようなのですが、別の時間帯ではカルチャースクール運営を行うなど、多角的な経営も特徴的です。

店舗数が多いという企業のカラオケ店の特徴は、特に郊外型のお店が多いという特徴があります。
別の業者が撤退したお店を買い取り、居ぬき店舗で経営することで建築などのコストを削減、また若い人に多い飲食物持ち込みを自由にし、若い世代の取り込みに成功しています。

居抜き店舗を利用していることでカラオケも低価格で提供できる、若い人ほど長く利用する、また回数多く利用するため、こうした低価格店舗を作るということは利点が多いのです。

今後のカラオケ店はどう展開していくべきなのか

カラオケというのは場所貸しする業務となるので、求めるのは空室を作らないこと、これに尽きます。
いつでも顧客が利用している店には何かしらほかの店にはないサービスや料金などがあり、そのために常に利用者がいるという状態です。

カラオケ以外についても目を向けてみるということが、これから先、カラオケ業界に必要なこととなると思います。
若い世代以外、シニア層の取り込みや昼間時間帯に利用してくれる主婦層の取り込み、更にビジネスマンが快適に利用できるシステムなど、様々な方向性を考えていくべきです。